ヒヤシンス

  • キジカクシ科

  • ヒヤシンス属

  • 流通名(和名)

    ヒヤシンス、風信子

  • タイプ

    秋植え球根

  • 原産地

    地中海東部沿岸

  • 草丈/樹高

    15~25㎝ほど

  • 開花期

    3月~4月

  • 花色

    白、赤、黄、ピンク、紫、薄紫、青、水色、クリーム、オレンジ

  • 耐寒性

    強い

  • 耐暑性

    弱い

  • 花言葉

    「ゲーム」「嫉妬」「控えめな愛らしさ」「悲しみ」

ヒヤシンス

ヒヤシンスの特徴

チューリップや水仙と並んで春に咲く、人気の秋植え球根。小さな小花が密集して咲くボリューム感のあるお花。
水栽培が容易で、水栽培といえばヒヤシンスがポピュラーです。

ヒヤシンスの栽培(水栽培)

9月中旬ごろに、水栽培用の球根と、花壇用球根とが出回ります。水栽培用の球根はやや大きめです。
水栽培の容器にお水を入れて、球根の底がやや水に触れるくらいの位置にセットします。球根がずっと水につかりっぱなしですと腐りやすいので、発根したら、根の先だけがつかるよう、伸びる根に合わせて水位を減らします。
暗所の方が発根しやすいので、黒い画用紙などで容器を包むと早く発根します。
茎が伸びてきたら、定期的に向きを回転させるようにすると、光に向かって茎が一方方向に曲がってしまうのを防げます。

ヒヤシンスの栽培(庭植え、プランター植え)

用土

酸性の土壌は嫌いますので、植え付けの2週間くらい前に苦土石灰で調節します。
1週間くらい前に、堆肥や腐葉土などをすきこんでよく耕し、水はけのよい環境にします。
市販の球根には咲くための養分がつまっているので、元肥がなくても大丈夫ですが、あげるのであれば「マグァンプK」や「球根用肥料」などを。
鉢植えの場合は、一般的な草花培養土で大丈夫です。

植え付け

庭植えでは10cmくらいの深さで、球根の3個分ほどの間隔で植え付けます。
鉢植えは密集した方が見栄えがよいのでギュウギュウに植える場合も多いです。(花後、球根の肥大するスペースがないのでうまく太れないです)
ヒヤシンスは冷所でないと花芽がつかないため、水栽培、鉢植えともに暖かい室内などには置かないようにしましょう。

水やり

冬場の水やりは、夜間の凍結を防ぐため、できるだけ暖かい午前中~日中にあげるようにします。

花後の球根

3月~4月頃にお花が咲きます。花後はチューリップと同じで、葉っぱが自然に枯れるまでの期間、肥料を施して消耗した球根を肥大させます。
葉で光合成を行って養分をつくりだしますので、花が終わったからといって葉っぱを切ったり、日陰に移動したりしないようにしましょう。
庭植えの場合は数年植えっぱなしでも大丈夫です。

ヒヤシンス

ヒヤシンス(水栽培)

ヒヤシンス球根