プリムラ・カピタータ
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科
サクラソウ科
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属
サクラソウ属(プリムラ属)
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流通名(和名)
プリムラ・カピタータ、玉咲きサクラソウ、ヒマラヤクリンソウ(ヒマラヤ九輪草)
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タイプ
耐寒性多年草、宿根草(環境によっては一年草扱い)
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原産地
ヒマラヤの高地、チベット、インド
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草丈/樹高
10~45cmほど
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開花期
5月中旬~8月ごろ
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花色
青紫
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耐寒性
強い
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耐暑性
やや弱い
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花言葉
「永遠の愛」
※取り扱いのない場合もございます
プリムラ・カピタータの特徴
標高2700~5000mの草原に自生する高山性のサクラソウ(プリムラ)で、濃い青紫色の花色と、粉をまぶしたような銀灰色の花茎や葉がとても美しいです。
上の方まで花がつくと玉咲きになりますが、下の側面から咲き始めるので、ぱっと見、スカビオサにも似た風情があります。
プリムラ・デンテキュラータと同じく、「玉咲きサクラソウ」とも呼ばれます。
多くのサクラソウは早春ごろに咲きますが、プリムラ・カピタータは遅咲き(初夏~夏咲き)です。
プリムラ自体全般的に暑さを嫌うため、高山性のこのカピタータは、暖地では栽培が難しいかもしれません。
排水性を高くしたロックガーデンや涼しい木陰などで育てましょう。
プリムラ・カピタータの栽培
置き場所
日当たり~半日陰で、風通し、水はけのよい場所で育てます。
プリムラ全般は暑さには基本弱いので、夏は落葉樹の下などの涼しい半日陰に置くようにします。
高山性のため、排水性を高めたロックガーデン向きのお花です。冷涼地以外では鉢植えにした方が無難です。
暖地ではやや夏越しが難しいので、一年草扱いとされる事もあります。
西日のあたらない風通しのよい涼しい場所(極端に乾燥しすぎない所)で、環境がよければ夏越しは可能です。
寒さには強いです。
水やり
基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。極端な乾燥は嫌います。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
冬は水やりを減らし、乾かし気味にします。
肥料
春秋に緩効性肥料を施します。