フキノトウ(蕗の薹)
-
科
キク科
-
属
フキノトウ属
-
流通名(和名)
フキノトウ(蕗の薹)
-
タイプ
宿根草
-
原産地
日本、樺太
-
草丈/樹高
30cm~3mほど
-
開花期
1~3月ごろ(山間部なら3~5月)
-
花色
白、黄色
-
耐寒性
強い
-
耐暑性
弱い
-
花言葉
「待望」「愛嬌」「真実は一つ」
※取り扱いのない場合もございます
フキノトウ(蕗の薹)の特徴
フキノトウ(蕗の薹)は、蕗の花の蕾の事で、春を代表する山菜のひとつとして古くから愛されてきました。
独特な芳香とほろ苦さがあり、和え物、天ぷらなどで頂く春のごちそうです。
日本各地に自生しており、雪解けと共にでてくるので収穫できる時期は1~3月と地域によっても異なります。
食べるにはしっかりとしまっている蕾の方がよく、お花が開いてしまったものは固くなってしまい、灰汁も強くなってしまいます。
フキ(蕗)の栽培
フキノトウ(蕗の薹)は、フキ(蕗)の花の蕾です。大型の葉が伸びて、茎(正確には茎ではなく葉柄)は煮物や佃煮などでお馴染みの山菜です。
半日陰の風通しのよい、水はけのよい環境で育てます。直射日光は苦手なので、あまり日の当たらない涼しい木陰などがよいです。
葉が大きく育つので鉢植えよりは地植え向きです。
用土はやや湿潤な土壌を好み、乾燥は嫌います。庭植えの場合は堆肥をしっかりと漉き込んで土づくりをしましょう。
プランターで育てる場合は、一般的な野菜用培養土や草花用培養土でも大丈夫です。
乾燥防止に株元を敷き藁や腐葉土などでマルチングするのもよいでしょう。
水やりは乾燥させすぎないようにします。
葉柄が伸びて50~60cmの長さに成長してきたら収穫できます。
葉柄の収穫は7月くらいまで。遅くなるとトウが立って固くなり苦みも強くなってしまいます。
寒くなってくると枯れ始め、冬は休眠します。
春から初夏までは葉柄を収穫でき、春には蕾を収穫できるという二度美味しい植物です。