オニユリ(鬼百合)

  • ユリ科

  • ユリ属

  • 流通名(和名)

    オニユリ(鬼百合) 、テンガイユリ(天蓋百合)、コオニユリ(小鬼百合)

  • タイプ

    秋植え球根

  • 原産地

    中国、日本

  • 草丈/樹高

    80cm~2mほど

  • 開花期

    7~8月ごろ

  • 花色

    オレンジに暗褐色の斑点

  • 耐寒性

    強い

  • 耐暑性

    強い

  • 花言葉

    「愉快」「華麗」「陽気」「賢者」

オニユリ(鬼百合)

オニユリ(鬼百合)の特徴

くるんと反り返った丸い花姿で、オレンジに斑点があるのが特徴。
ユリの中ではウィルス耐性があり育てやすい丈夫なユリです。
山百合同様、鱗茎を「ゆり根」として食されています。
園芸店ではお花としての入荷は少なく、野菜苗のコーナーに食用百合として入ってくることが多いです。
流通している「ゆり根」のほとんどは、アクの少ないコオニユリ(小鬼百合)が主流となっているようです。
オニユリ(鬼百合)は葉の付け根に珠芽(むかご)ができますが、コオニユリ(小鬼百合)は珠芽(むかご)をつけず、花後に種がつきます。

オニユリ(鬼百合)の栽培

置き場所

日当たりが良く、風通し、水はけのよい環境で育てます。
ユリの中では丈夫で強い方ですが、夏場に西日がガンガンあたるようなところは避けた方がよいです。

用土

鉢植えの場合は一般的な草花培養土で大丈夫ですが、水はけのよいタイプを選ぶようにします。
球根3つ分くらいの深さに植えます。鉢は深めのものを選ぶようにします。
庭植えの場合は、堆肥や腐葉土などをよく漉き込んでふかふかの土づくりをしておきます。
コオニユリ(小鬼百合)は鉢植えでも大丈夫ですが、オニユリ(鬼百合)は大きくなるので地植え向きです。

水やり

しっかりと根付いていれば地植えではお水やりは自然にまかせて大丈夫ですが、日照りが続くような場合はたっぷりとお水やりしましょう。
鉢植えでは、基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
乾燥させすぎないよう注意してください。(過湿過ぎるのも嫌います)

肥料

お花だけ楽しみたい場合は、軽く元肥を入れる程度で、肥料はなくても大丈夫です。

食用百合として球根を収穫したい場合は、予め根に触れても大丈夫な「マイガーデン(住友化学園芸)」などを元肥として土に混ぜ込んでおきます。
春、秋に緩効性肥料を追肥します。

食用百合として育てる場合はお花は咲かせないようにします

食用の「ゆり根」を収穫したい場合は、お花が咲くと球根が痩せてしまうため、お花は咲かせないように切り取り、球根を充実させるようにします。
球根から植え付けた場合は一年後くらいで収穫できます。
むかごや鱗片から育てると、「ゆり根」になるまでには4~5年くらいかかります。

お花として楽しむ場合の花後のお手入れ

お花を楽しんだ後は、種をつけないよう葉や茎を残して花首から切り取ります。
花後にもお礼肥えとして緩効性肥料を施しましょう。

秋ごろに葉も枯れてきたら、茎を地際から切り落として掘り上げます。
百合の球根は乾燥を嫌いますので、チューリップなどのその他の秋植え球根のように干したりしません。
球根が乾かないようすぐに新しい用土で植え付けます。
すぐに植えられない時は、おがくずや腐葉土などに埋めて保護してください。
水はけのよい場所でしたら葉、茎を取り除いた後、球根を埋めっぱなしでもよいですが、3年に1回くらいは掘り上げるようにします。
連作は嫌うので、土を入れ替えるか、違う場所に植えつけるようにしてください。