プリムラ・ビアリー(穂先桜草)

  • サクラソウ科

  • プリムラ属(サクラソウ属)

  • 流通名(和名)

    プリムラ・ビアリー(穂先桜草)、プリムラ・ヴィアリー、天使のろうそく

  • タイプ

    耐寒性宿根草

  • 原産地

    中国

  • 草丈/樹高

    20~40cmほど

  • 開花期

    3~7月ごろ

  • 花色

    赤、薄紫ピンク

  • 耐寒性

    強い

  • 耐暑性

    弱い

  • 花言葉

    「永続する愛情」

プリムラ・ビアリー(穂先桜草)

プリムラ・ビアリー(穂先桜草)の特徴

中国原産のプリムラで、標高2800~3500mほどのところに自生する高山植物です。
花穂が立ち上がって咲く、プリムラには珍しいタイプの花姿です。
花穂は下からお花が咲き、花弁の薄紫色と先端の赤色の顎のコントラストが美しいです。その花姿から「天使のろうそく」とも呼ばれています。
冬は地上部分がなくなり、春先になると芽吹いてくる多年草なのですが、暑さに弱いため、日本の暖地では一年草扱いとされています。

プリムラ・ビアリー(穂先桜草)

プリムラ・ビアリー(穂先桜草)の栽培

置き場所

日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
高温多湿、夏の暑さには弱いので、夏は涼しい木陰などの半日陰に置きます。
夏越しできずに枯れてしまう事が多いため、暖地では一年草扱いとされています。
寒さには強いです。

用土

水はけがよく且つ水もちのよい土壌を好みます。
山野草の用土または水はけのよい草花培養土で大丈夫です。

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
多湿は嫌います。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
葉っぱには水がかからないよう、葉をかきわけて株元にそっとお水やりをしてください。(蒸れたり、腐ってくるのを予防するため)
冬は地上部がなくなりますが、乾いたらお水やりは必要です。
真冬は夕方以降にお水やりをすると根を傷める場合がありますので、暖かい午前中や日中にお水やりするようにしましょう。

肥料

秋ごろに緩効性肥料を施します。

プリムラ・ビアリー(穂先桜草)