アッサムニオイザクラ(ルクリア)

  • アカネ科

  • ルクリア属

  • 流通名(和名)

    アッサムニオイザクラ(ルクリア)

  • タイプ

    常緑低木

  • 原産地

    ヒマラヤ、ネパール、中国

  • 草丈/樹高

    50cm~1mほど

  • 開花期

    11~12月ごろ

  • 花色

    ピンク、白

  • 耐寒性

    弱い

  • 耐暑性

    やや弱い

  • 花言葉

    「優美な人」「しとやか」「清純な心」

アッサムニオイザクラ(ルクリア) 「ルクリア・ココ」

アッサムニオイザクラ(ルクリア)の特徴

ヒマラヤやネパールなどに自生する常緑低木で、大きな梅の花のような整った愛らしい花を咲かせます。
自生地は、夏は冷涼で冬は暖かいという気候で、高温多湿で冬は乾燥して寒い日本とは真逆です。
暑さにも寒さにも弱い植物なので、夏は涼しく、冬は暖かい場所で、と、置き場所に工夫が必要です。
日が短くなると花をつける短日植物でもあります。(夜に自然に暗くなる環境下に置かないとお花が咲かなくなります)

園芸店では、だいたい10月ぐらいから秋~冬にかけて鉢物が出回ります。

アッサムニオイザクラ(ルクリア) 「ルクリア・ココ」

アッサムニオイザクラ(ルクリア)の栽培

置き場所

春、秋は日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
日本の高温多湿、蒸し暑さは嫌いですので、夏は風がよく通る涼しい木陰などの半日陰に置きましょう。
暑さにも寒さにも弱い植物なので日本では庭植えは向きません。

秋は花芽をつくる時期なので日当たりの良い場所に置いてください。
またルクリアは日が短くなると花芽をつける短日植物です。そのため、夜に明るい室内の光が当たる場所や、外灯のある場所などに置いておくとお花が咲かなくなります。
9月くらいになったら、夜は自然に暗くなる環境下に置いてください。
そういった場所がない場合はダンボールなどをかぶせて暗くします。

寒さにも弱く、冬は凍らないような場所か、室内に取り込みます。(3度以上必要)
日中は暖かな日差しが入るガラス越しの窓辺などの陽だまりに置きます。ただし、窓辺は夜間は冷え込みますので、夜は窓辺から離してリビングの中央などに移動しましょう。

用土

水はけのよい草花培養土で大丈夫です。

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
乾燥にやや強く、過湿は嫌います。
真夏は特に過湿にすると腐りやすいので注意が必要です。
10月ごろには花芽が大きくなってきますが、夏~その頃に水切れさせると花が傷んだり蕾が開かずに落ちてしまったりする場合があります。
水切れ、水のやり過ぎ、どちらも注意してください。水やり管理はやや難しめで、中級者向きの植物かもしれません。

肥料

春、秋に緩効性肥料を与えます。

アッサムニオイザクラ(ルクリア) 「ルクリア・スイートルビー」