チェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ)

  • シソ科

  • アキギリ属

  • 流通名(和名)

    チェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ)、サルビア・グレッギー、サルビア・ヤメンシス

  • タイプ

    多年草、宿根草

  • 原産地

    アメリカ南部~メキシコ

  • 草丈/樹高

    40cm~1mほど

  • 開花期

    4~7月、9~11月ごろ

  • 花色

    赤、ピンク、赤白、白、クリーム色など

  • 耐寒性

    やや弱い

  • 耐暑性

    強い

  • 花言葉

    「燃ゆる思い」「尊重」「知恵」

チェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ)

チェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ)の特徴

アメリカ南部からメキシコにかけて分布する多年草で、赤、ピンク、クリーム色など沢山の花色があります。
チェリーセージと呼ばれているのは、主にサルビア・ミクロフィラ(Salvia microphylla)、サルビア・グレッギー(S. greggii)、二種の自然交配種のサルビア・ヤメンシス(Salvia x jamensis)で、それらを総称してチェリーセージとして出回っています。

庭植えにすると大きく育ち、ナチュラルな雰囲気があります。
赤に白が混じる2色咲きの「チェリーセージ・ホットリップス」という園芸種がありますが、「ホットリップス」は、きれいに白が入る事が少なく、赤だけで咲く場合があるようです。

初夏から秋までの長い花期の間、ぽろぽろと咲き続けます。(真夏の暑い時期は生育が停滞し、お花がお休みする事が多いです)

園芸店では、春、秋に入荷します。
いずれも可愛らしいお花で、人気のガーデニング植物です。

チェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ)「ホットリップス」

チェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ)の栽培

置き場所

日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
半日陰でも育ちますが、花つきは悪くなります。
冬は地上部がなくなりますが、凍結したりして枯死していなければ春にまた芽吹いてきます。

用土

ハーブの土または草花培養土で大丈夫です。
一般的な草花培養土は弱酸性のものが多いので、植え付けの2週間くらい前に苦土石灰などを混ぜて調整しましょう。
ハーブの土でしたらアルカリ性に調整されているものが多いので石灰は使わなくても大丈夫です。

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
庭植えの場合は天候にまかせて大丈夫ですが、日照りや乾燥が続く時はたっぷりとお水やりしてください。

肥料

植え付け時に根に触れても大丈夫な「マイガーデン(住友化学園芸)」などの肥料を元肥として土に混ぜ込んでおきます。
追肥などはなくても大丈夫です。

切り戻し

背丈が伸びすぎたりしたら適宜切り戻しをしましょう。
下葉が枯れこむ前に切り戻しをした方が次の花が咲きやすくなりますし、株も充実します。
2年目以降は株全体が木質化してきますので、何年かに一度は、梅雨前くらいに半分くらいの高さにばっさりと刈り込むとよいでしょう。

チェリーセージ(サルビア・ミクロフィラ)「キルシェピンク」

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