ネコヤナギ（猫柳）

ネコヤナギの特徴

早春ごろに白銀色のふさふさした猫のしっぽのような花穂をつける愛らしい落葉低木です。
北海道から九州にかけて河川の近くなど日本各地に自生しており、古くから春を告げる植物としても愛されています。
3月～4月ごろに花が咲きますが、花といっても花びらがあるような花ではなく、銀色のふさふさに黄色い花粉をまぶしたようなのがお花です。
園芸品種に「ピンクネコヤナギ」や「クロネコヤナギ」などがあります。

ネコヤナギの栽培

置き場所

水はけと日当たりがよく、やや湿り気のある土壌を好みます。乾燥する場所は嫌います。乾燥が気になる場合は株元にバークチップや敷き藁などを敷いて保護してください。
お水は鉢植えの場合は土の表面が乾きはじめたらたっぷりと与えます。

肥料

肥料はほとんど必要ありません。2月頃に寒肥を施す程度です。

剪定

剪定する場合は花後すぐに混み過ぎた枝や乱れた枝を整理します。花芽は夏ごろに形成されます。
強剪定も可能ですが、毎年強い剪定を行っていると樹勢が衰えるので注意して下さい。