チコリ

  • キク科

  • ニガナ属

  • 流通名(和名)

    チコリ、チコリー、キクニガナ(菊苦菜)、アンディーブ

  • タイプ

    多年草

  • 原産地

    地中海沿岸

  • 草丈/樹高

    60cm~1.5mほど

  • 開花期

    5~9月ごろ

  • 花色

  • 耐寒性

    強い

  • 耐暑性

    やや弱い

  • 花言葉

    「待ちぼうけ」「節約」

チコリ

チコリの特徴

チコリは初夏頃に青い花をつける可愛らしいハーブです。
チコリに含まれるチコリ酸という成分は肝機能の向上、お肌のむくみ改善や老廃物排出の解毒作用などの効果があるとされています。

お花はエディブルフラワーとして、サラダやスイーツの飾りつけなどで食されています。
また、葉を軟白栽培した小さな白い白菜に似た野菜は、フランス語ではアンディーブとも呼ばれ、葉っぱの上に生ハム、エビや魚貝などをのせたオードブルでもお馴染みです。
シャキシャキとした歯ごたえとほろ苦い食感で人気のおしゃれな野菜です。

チコリは、花、葉、根も食べられるハーブで、根は煎ってコーヒーの代用として、ノンカフェインのチコリコーヒーとして飲まれています。

チコリ

チコリの栽培

置き場所

日当たり~半日陰で、風通し、水はけのよい場所で育てます。
真夏は木陰などの涼しい半日陰に置いてください。

用土

市販のハーブの土を用います。酸性を嫌いアルカリ土壌を好みます。
酸性の用土の場合は、植え付け2週間くらい前に苦土石灰などをつかって土づくりをしておきます。

根が深く張りますので、鉢植えの場合は大きめの深い鉢で育てましょう。
(10号の深鉢に1~2株が目安)(60cmほどのプランターでしたら2~3株)
直根性で移植を嫌うので根はいじらないようにしましょう。

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
多湿や蒸れは嫌います。

肥料

植え付け時に根に触れても大丈夫な「マイガーデン(住友化学園芸)」などの肥料を元肥として土に混ぜ込んでおきます。
有機肥料は虫がつきやすいので、ベランダガーデンなどでは化成肥料の方がおすすめです。
葉を軟白栽培する場合は肥料は不要です。

[引用/foodslink.jpより]  チコリ(アンディーブ)

葉の軟白栽培(アンディーブの収穫)

9~10月ごろに、根元から3~5cm位のところで葉をカットします。
切った葉はサラダなどにして食べられます。
カットした株は、根を傷つけないように掘りあげます。
深めの容器に用土を入れ、掘りあげた根株を立てて植え付けます。
根株の上には日があたらないよう、10~15cmほど、もみがらなどをかぶせます。
容器全体を黒いビニールかダンボールで覆い、10~18℃の温度で管理します。
お水やりは週に1度~10日に1回くらいで大丈夫です。
多湿すぎると腐りやすくなりますので様子をみながら少しずつお水やりをしましょう。
約1カ月ほどで軟白葉が出てきます。

チコリ