チランジア(エアプランツ)

  • パイナップル科(ブロメリア科)

  • チランジア属

  • 流通名(和名)

    チランジア(エアプランツ)

  • タイプ

    常緑多年性

  • 原産地

    中央・南アメリカ

  • 草丈/樹高

    10cm~1m程度

  • 花色

    オレンジ、赤紫など

  • 耐寒性

    普通~弱い

  • 耐暑性

    強い

  • 花言葉

    「嫉妬」「旧友」

チランジア

チランジア(エアプランツ)の特徴

原生地では樹木の幹や岩などに着生し、根はあまり発達していません。空気中の水分を取り込むことからエアプランツとも呼ばれます。
針金などで空中に吊り下げたり、コルクなどにつけたり、インテリアとしても人気の植物。

チランジア(エアプランツ)の栽培

置き場所

高温多湿、蒸れは苦手ですので、真夏は涼しい半日陰、それ以外の季節は日の当たる、風通しのよい場所で管理します。
閉め切った風通しのない室内にずっと置いておくと弱ってしまう場合があります。
時々は風通しのよいベランダなどに出して、日光にもよく当ててください。
寒さにはやや弱いです。(冬は5~8度くらい必要)
夏場の冷房や冬の暖房、エアコンの風などには当てないようにしましょう。

水やり

水は必要ないと思われがちですが、あくまでも自生地の話です。
チランジアの自生地は、霧がたちこめるような湿度の高い地域です。
風の通らない乾燥しがちの室内は、霧吹きをしてあげたり、ときどきお水につけてお水をたっぷりあげてください。
葉の間などに水分がたまっていると腐る場合がありますので、水につけた後は、振ってしっかりと水をきってください。

お水をあげるタイミングは、夕方以降がおすすめです。
(チランジアは、昼中は気孔を閉じていて蒸散しないようにしています。そのため昼中に葉水などをしてもなかなか水分を吸収してくれません。夜になると気孔が開き、自生地では夜に結露した露を吸収するという性質をもっていますので、水やりは夕方~夜にしましょう)

肥料

ほとんど必要ありません。あげる場合はごくごく薄めの液肥を、たまに葉水してあげる程度です。
風通しが悪い、日当たりが悪い、温度が高すぎ、温度が低すぎ、などの環境(または季節)では、肥料をあげると傷んでしまう場合があります。
適切な環境かどうかよくわからない場合は、肥料はあげない方が無難です。
また弱っている株の場合の肥料はご法度です。(肥料は、弱った時に慌ててあげるお薬ではありません)

その他のお手入れ

お花が咲いた後には子株ができることがあり、株分けで増やすこともできます。
(株分けというよりは、一度お花が咲いた親株は、1~2年で枯れますので、親株を取り除いて子株へと更新していくという感じです。)

チランジア

チランジア