タンジー

  • キク科

  • ヨモギギク属

  • 流通名(和名)

    タンジー、ヨモギギク、エゾヨモギギク

  • タイプ

    多年草

  • 原産地

    ユーラシア

  • 草丈/樹高

    60cm~1.5mほど

  • 開花期

    7~9月

  • 花色

    黄色

  • 耐寒性

    強い

  • 耐暑性

    強い

  • 花言葉

    「平和」「挑戦する」「婦人の美徳」

タンジー

タンジーの特徴

黄色くて真ん丸の小花が咲くキク科のハーブで、日本では北海道に自生しています。
葉っぱは樟脳のような香りがあり、殺菌効果、防虫効果があるとされ、主に防虫剤として利用されています。
タンジーの名は「不死」という意味があり、古くは死体の防腐に使われていたことから由来するようです。
葉から香るきつめの香りは、虫除けの他に猫除けにもなるという意見もあるようです。
毒性があるので食用には適しません。乾燥させた葉を防虫剤や消臭剤などに使うのが一般的です。またお花を染料として使うこともあるようです。

タンジーの栽培

置き場所

日当たり~半日陰で、風通し、水はけのよい場所で育てます。
やや蒸れを嫌いますので、密集させすぎないよう、梅雨時は特に蒸れないようにしましょう。
冬は地上部が枯れますが春になるとまた芽吹いてきます。
地下茎で増え繁殖力が強いので、狭い花壇などあまり広がってしまうのが困る場合は、鉢ごと植える、板などをうめて広がるのを制限するなどの工夫をしましょう。

水やり

過湿は嫌います。やや乾燥気味に管理します。基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
冬は水やりを減らし、乾かし気味にします。

肥料

肥料はあまり必要なく、無肥料でも育ちます。あげるのであれば春秋の生育期間に軽く緩効性肥料を施します。
有機肥料は、虫やカビなどが発生しやすくなります。ベランダ菜園などでは、IB化成などの化成肥料にした方が虫が発生しにくいです。

タンジー