イングリッシュブルーベル

  • キジカクシ科

  • ヒアシントイデス属

  • 流通名(和名)

    イングリッシュブルーベル、ヒアシンソイデス・ノンスクリプタ

  • タイプ

    秋植え球根

  • 原産地

    西ヨーロッパ

  • 草丈/樹高

    10~20cmほど

  • 開花期

    3月~4月

  • 花色

    青、白、ピンク

  • 耐寒性

    強い

  • 耐暑性

    弱い

  • 花言葉

    「謙遜」「変わらぬ心」

イングリッシュブルーベル

イングリッシュブルーベルの特徴

青い釣り鐘型の可愛らしいお花で、イギリスの群生地の森などで見る姿は神秘的な美しさがあります。
イギリスではブルーベルの花は春の訪れを知らせる花として古くから親しまれています。
映画「ハワーズ・エンド」では、美しい野生のブルーベルの群生シーンを見ることができます。

学名は Hyacinthoides non-scripta(ヒアシンソイデス・ノンスクリプタ)で、似たお花でスパニッシュ・ブルーベル(Hyacinthoides hispanica)がありますが、近年ではスパニッシュ・ブルーベルとの交雑種などが多くなってきており、純粋のイングリッシュブルーベルは数が少なくなっているとも言われます。
また、「シラー・カンパニュラータ(釣鐘水仙)(Hyacinthoides hispanica)」という名で出回るお花もあり、こちらは交雑種のスパニッシュ・ブルーベルと同じものです。

球根は秋(9月ごろ)に入荷します。
花苗としてはほとんど出回りません。

イングリッシュブルーベルの森

イングリッシュブルーベルの栽培

植え付け場所

原産地では木陰に群生しています。半日陰~日向の水はけのよい場所に植えましょう。
酸性土壌を嫌いますので、お庭では植え付けの2週間前までに苦土石灰などで酸度を調節しましょう。
鉢植えでは一般的な培養土で大丈夫です。
庭植えでは植えっぱなしでOKで、年々増えていきますが、夏場に水やりが多いと溶けてしまう場合がありますので、休眠期の夏場はお水をやらずにカラカラの状態で放置した方が好ましいです。
日本だと高温多湿の気候ですので、夏場の暑さを和らげるためにも敷き藁などでマルチングするなど工夫してください。

肥料

肥料はあまり必要ありません。花後に「球根の肥料」などを軽く施します。
多肥は好みませんのでやりすぎないようにしましょう。

分球

庭植えでは植えっぱなしで大丈夫なのですが、数年に一度くらいに掘り上げて分球しましょう。

イングリッシュブルーベル球根