シラー・カンパニュラータ(釣鐘水仙)(スパニッシュ・ブルーベル)

  • キジカクシ科

  • ヒアシントイデス属

  • 流通名(和名)

    シラー・カンパニュラータ、釣鐘水仙、ヒアシンソイデス・ヒスパニカ、スパニッシュ・ブルーベル

  • タイプ

    秋植え球根

  • 原産地

    ヨーロッパ、北アフリカ

  • 草丈/樹高

    ~30cmほど

  • 開花期

    4月~5月

  • 花色

    青、白、ピンク

  • 耐寒性

    強い

  • 耐暑性

    弱い

  • 花言葉

    「冷静」

シラー・カンパニュラータ

シラー・カンパニュラータ(釣鐘水仙)(スパニッシュ・ブルーベル)の特徴

イングリッシュブルーベルと同じブルーベルの仲間ですが、イングリッシュブルーベルとは見た目が若干違います。
楚々とした風情のあるイングリッシュブルーベルとは異なり、花が360度多めにつき、性質も健強で、香りもありません。学名はHyacinthoides hispanica(ヒアシンソイデス・ヒスパニカ)で、別名スパニッシュ・ブルーベル。

強い性質からイングリッシュブルーベルとの交雑が進み、純粋なイングリッシュブルーベルが激減しているといわれ、イギリスなどではイングリッシュブルーベルは保護対象になっています。
園芸店では「シラー・カンパニュラータ(釣鐘水仙)」の名で球根が出回ります。丈夫で育てやすいので初心者にもおすすめな秋植え球根ですが、イングリッシュブルーベルを育てている方は交雑してしまいますので、近くには植えないようにしましょう。

シラー・カンパニュラータ(釣鐘水仙)(スパニッシュ・ブルーベル)の栽培

植え付け場所

原産地では木陰に群生しています。半日陰~日向の水はけのよい場所に植えましょう。
酸性土壌を嫌いますので、お庭では植え付けの2週間前までに苦土石灰などで酸度を調節しましょう。
鉢植えでは一般的な培養土で大丈夫です。
丈夫で、庭植えでは植えっぱなしでOKです。

肥料

肥料はあまり必要ありません。花後に「球根の肥料」などを軽く施します。
多肥は好みませんのでやりすぎないようにしましょう。

分球

庭植えでは植えっぱなしで大丈夫なのですが、数年に一度くらいに掘り上げて分球しましょう。