バイモユリ(貝母百合)(フリチラリア・ツンベルギー)
-
科
ユリ科
-
属
フリチラリア属(バイモ属)
-
流通名(和名)
バイモユリ(貝母百合)、アミガサユリ(編笠百合)、テンガユリ(天蓋百合)、フリチラリア・ツンベルギー
-
タイプ
落葉性多年草
-
原産地
中国
-
草丈/樹高
30~60cmほど
-
開花期
3~4月ごろ
-
花色
クリーム~淡いグリーンに暗褐色の網目模様
-
耐寒性
強い
-
耐暑性
弱い
-
花言葉
「人を喜ばせる」「努力」「才能」「謙虚な心」「凛とした姿」
※取り扱いのない場合もございます
バイモユリ(貝母百合)の特徴
クリーム色~淡いグリーンの花色で、花弁の内側には暗褐色の網目模様があるお洒落な花姿。
ぱっと見はとても地味なのですが、まじまじと見ると、独特な美しさと渋さが感じられる、固定ファンも多いお花です。
中国では乾燥させた鱗茎が、咳止めや止血、催乳などに効果があるとして薬用植物として利用されているそうです。
園芸店では、秋植え球根として秋に少数が入荷するのと、春ごろに山野草としてポット苗が入荷することがあります。
バイモユリ(貝母百合)の栽培
置き場所
春3~4月ごろに花が咲き、花が終わって5月~6月頃になると地上部は枯れて休眠します。
朝日が当たる風通しのよい東側で、午後から半日陰になるような涼しい場所が好ましいです。(真夏は半日陰)
庭植えする場合は落葉樹の下などの木漏れ日があたるような涼しい木陰が適しています。
鉢植え、庭植えともに西日がガンガンあたるような場所は避けてください。
夏の猛暑は苦手です。花後、地上部が枯れたら球根を掘り上げ、ピートモスや腐葉土などに入れて涼しいところで保管します。
秋、9月下旬~11月ごろに新しい用土で植え付けます。
寒さには強いのですが、土が凍るような地域ではダメになってしまう場合がありますので、凍結しないような場所に置きましょう。
用土
水はけのよい用土を好みます。赤玉と腐葉土に桐生砂や鹿沼土などを混ぜた山野草の用土などがよいでしょう。
水やり
乾燥は嫌いますが、過湿も嫌います。
鉢植えではカラカラにし過ぎないよう、乾いたらお水をあげてください。
庭植えでは自然にまかせて大丈夫ですが、日照りや乾燥が続くような時はお水をあげてください。
肥料
花後にIB化成などの緩効性肥料を少量施します。