ニオイタコノキ(パンダンリーフ、バイトーイ)
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科
タコノキ科
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属
タコノキ属
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流通名(和名)
ニオイタコノキ、パンダンリーフ、ランペ、バイトーイ、ニオイアダン、パンダナス
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タイプ
非耐寒性常緑低木
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原産地
熱帯アジア
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草丈/樹高
3~5mほど
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耐寒性
弱い(10度以上必要)
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耐暑性
強い
※取り扱いのない場合もございます
ニオイタコノキ(パンダンリーフ、バイトーイ)の特徴
日本ではあまり馴染みがないですが、タイやシンガポール、インド、マレーシアなどでは、料理やスイーツの香りづけ、色付けには欠かせないハーブです。
根がタコが幹にまとわりつくような様子であることからニオイタコノキと呼ばれます。
パイナップルに似た実がなりますが、食用にするほどおいしくはなく、実より葉が主に使われています。
厚くて固い葉は、独特の甘い香りがあり、東洋のバニラとも呼ばれています。
甘い香りといっても、豆のような香りと感じる方や、独特の風味が苦手という方もいるようです。
笹の葉のようにお肉などを巻いて蒸し焼きやちまきにしたり、また、鮮やかな緑色を利用して、粉末にしたものは、日本の抹茶のような感覚で色づけ+香りづけとして、パンやケーキなどお菓子にも利用されています。
当店では、初夏~夏ごろにハーブコーナーに苗が入荷します。
ニオイタコノキ(パンダンリーフ、バイトーイ)の栽培
置き場所
真夏の強光下では葉焼けがする場合があるので、明るめの半日陰で、風通し、水はけのよい環境で育てます。
寒さには弱く冬は10度以上必要です。冬は室内に移動してください。
用土
水はけがよく、有機質に富んだ土壌を好みます。
鉢植えでは水はけがよければ一般的な草花培養土で問題ありません。
水やり
基本的に乾いたらたっぷりと与えます。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
冬は乾くのが遅くなりますので水やり回数は減ります。夕方以降にお水やりをすると根を傷める場合がありますので、暖かい午前中や日中にお水やりするようにしましょう。
肥料
植え付け時にマグァンプKなどの緩効性肥料を与えます。
生育期の5~10月に2ヶ月に一回くらいの頻度で追肥を施します。