クロッカス

  • アヤメ科

  • クロッカス属

  • 流通名(和名)

    クロッカス、花サフラン

  • タイプ

    秋植え球根(秋咲き球根)

  • 原産地

    ヨーロッパ、地中海沿岸

  • 草丈/樹高

    10~15cmほど

  • 開花期

    秋または春

  • 花色

    白、黄色、紫、絞り咲きなど

  • 耐寒性

    強い

  • 耐暑性

    やや弱い

  • 花言葉

    「愛の後悔」「私を信じて」

クロッカス

クロッカスの特徴

サフランにも似た背丈の低い可愛らしい花を咲かせます。(サフランもクロッカスの一種です)
夏(7~9月ごろ)に植えて秋に開花する早咲き種と、秋(9~11月ごろ)に植えて春に咲くタイプとがあります。
園芸店では秋に咲く早咲きタイプは7~8月頃に入荷し、秋植えタイプは9月ごろに球根が入荷します。

クロッカス

クロッカスの栽培

置き場所

日当たりが良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
花後、夏は高温多湿を嫌いますので、自然に葉っぱが枯れる6月頃に掘り上げて、涼しい場所で秋まで保管します。移動できる鉢植えの場合は、涼しい木陰などに移動し、2~3年くらい植え放しでも大丈夫です。
庭植えでも水はけがよければ、2~3年くらい植え放しでも大丈夫ですが、3年に一回くらい掘り上げましょう。

用土

水はけがよければ土は特に選びません。一般的な草花培養土で大丈夫です。
地植えでも鉢植えでも育ち、また水耕栽培でも育てる事ができます。

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
庭植えの場合は天候にまかせて大丈夫ですが、日照りや乾燥が続く時はたっぷりとお水やりしてください。
水耕栽培の場合は、根が出てきたら伸びるのに合わせて球根が水につからないよう水位を下げるようにします。
開花中は、花弁に水がかかると傷みやすいので、株元から土にお水やりをするようにしましょう。
受け皿に水が溜まった状態だと腐りやすくなりますので、水を溜めないようすぐに捨てるか、受け皿は使用しない方がよいでしょう。

花後、自然に葉っぱが枯れた後は休眠期に入るので、秋の植え付け時期まで水やりは不要です。
夏の高温多湿は嫌うので、休眠期は梅雨時など雨にうたれない場所で管理しましょう。
鉢植えで、植え放しで夏越しさせた場合は、10月くらいになったら水やりを再開し始めます。

肥料

市販の球根は開花するための養分が球根につまっていますので、元肥はなくても開花しますが、あげる場合は根にふれても大丈夫な「マイガーデン(住友化学園芸)」などの肥料を元肥として土に混ぜ込んでおきます。
花後は、自然に葉っぱが枯れるまで、カリ分の多めの球根用の肥料などを施します。
(花後、消耗した球根を肥らせるのに葉っぱが必要ですので、自然に枯れるまで葉は切らないようにしましょう)

クロッカス

クロッカス

クロッカス