ミヤコワスレ(都忘れ)
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科
キク科
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属
シオン属
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流通名(和名)
ミヤコワスレ(都忘れ)、ミヤマヨメナ(深山嫁菜)
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タイプ
落葉性多年草
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原産地
日本
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草丈/樹高
20~70cmほど
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開花期
4~6月ごろ
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花色
ピンク、紫、薄紫など
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耐寒性
強い
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耐暑性
やや弱い
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花言葉
「別れ」「しばしの憩い」
※取り扱いのない場合もございます
ミヤコワスレ(都忘れ)の特徴
紫やピンクの野菊のような優しい風情があります。
原種のミヤマヨメナ(深山嫁菜)を改良して作られた園芸品種で、古くから茶花などに使われ愛されてきたお花です。
都忘れの名前の由来は、鎌倉時代、承久の乱を発起し大敗して佐渡に流刑された順徳天皇が、佐渡に咲いていた愛らしい花を眺め、都を偲んだとの逸話からと言われています。
暑さには弱く、半日陰~日陰で育ちますので、日当たりの悪いお庭、シェードガーデン向きのお花です。
園芸店ではだいたい3~4月ごろに入荷します。
ミヤコワスレ(都忘れ)の栽培
置き場所
本来は日当たりを好むのですが、夏の強光や暑さには弱く、風通しの良い半日陰~日陰で育てます。
真夏は涼しい木陰などに移動してください。
庭植えでは最初から半日陰の場所に植えましょう。
鉢植え、庭植えともに西日の当たる場所は避けてください。強光や西日がガンガンあたるような場所ではいつの間にか消えてなくなってしまう事があります。
よしずや寒冷紗などを利用して遮光しましょう。
寒さには強いですが、寒冷地では根が霜などで凍らないようマルチングをするとよいです。
用土
一般的な草花培養土で大丈夫ですが、乾燥を嫌うので、水はけよく尚且つ水保ちのよいものを選ぶようにします。
庭植えの場合は、完熟堆肥や腐葉土などをよく漉き込んで土作りをしましょう。
植え付け時には根を崩さないようにして植え付けます。
水やり
基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。乾燥には弱いので、水切れしないよう注意してください。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
庭植えの場合は天候にまかせて大丈夫ですが、日照りや乾燥が続く時はたっぷりとお水やりしてください。
肥料
春、秋に緩効性肥料を施します。
庭植えでは特にあげなくても大丈夫です。