イワシャジン（岩沙参）

イワシャジン（岩沙参）の特徴

白や紫の釣り鐘のような小花を咲かせる清楚な植物です。
山地の岩場に自生する高山植物で、涼しい環境を好みます。
涼しい環境を好む高山植物ですので、基本的に高温多湿の平地ではやや栽培が難しい部類に入ります。
地植えよりは移動できる鉢植えの方がよいでしょう。

イワシャジン（岩沙参）

イワシャジン（岩沙参）の栽培

置き場所

春はよく日の当たる風通しのよい環境で、梅雨時以降は涼しい半日陰で育てます。
真夏は特に涼しい環境下に置きます。
強光や暑さで弱ることがありますので、寒冷紗などを利用して50％以上遮光し、できるだけ涼しい環境になるようにしましょう。
庭植えにする場合はロックガーデンなどを作って植えるようにしますが、涼しい環境を好む高山植物のため、移動できる鉢栽培の方がよいでしょう。
暖かい地域では夏越しが難しい場合もあります。

冬は雨のあたらない凍結しなような場所で冬越しします。

用土

硬質鹿沼土た日光砂、軽石などを含んだ水はけのよい山野草の用土を用います。

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
過湿にし過ぎないようにしてください。
冬は乾燥しすぎない程度にはお水やりします。

肥料

植え付け時に根に触れても大丈夫な「マイガーデン（住友化学園芸）」などの肥料を元肥として軽めに土に混ぜ込んでおきます。
春4～6月ごろに、薄めの液体肥料を2週間に一回程度施します。

イワシャジン（岩沙参）

イワシャジン（岩沙参）

イワシャジン（岩沙参）

イワシャジン（岩沙参）