スキミア

  • ミカン科

  • スキミア属

  • 流通名(和名)

    スキミア、スキミヤ、シキミヤ

  • タイプ

    常緑低木

  • 原産地

    日本

  • 草丈/樹高

    50cm~1mほど

  • 開花期

    3月ごろ(蕾は10月ごろから)

  • 花色

    赤、白

  • 耐寒性

    強い

  • 耐暑性

    やや弱い

  • 花言葉

    「清純」「寛大」

スキミア

スキミアの特徴

赤や白の蕾が密集して、春ごろに可愛らしい花をつけ、秋~春まで長く楽しめる植物です。
春に開花するお花は1週間くらいで短いですが、秋~春までの長い期間、蕾を楽しむことが出来ます。
クリスマスなどにも使われ、蕾状の草姿が可愛らしく、とても人気があります。

園芸店ではだいたい10~11月くらいに入荷することが多いです。
雄雌異株で、雌株は赤い実をつけますが、実には猛毒があり、小鳥など野生動物は絶対に食べません。
園芸店では雄株が主流で、雄株単独では実はつきません。もし雄雌入手して実がついてしまったような時は、お子様やペットなどが触れないよう注意してください。

スキミア

スキミアの栽培

置き場所

耐陰性があり、日向~半日陰の風通しがよく水はけのよい場所に置きましょう。
寒さには強いですが、乾燥した北風などは嫌うので、寒風のあたらない場所がよいです。
冬の寒さに当たらないと花芽が形成されませんので、暖かい室内などには入れないようにします。
また、冬の寒さに当たると葉っぱが落ちることがありますが、木本来の防衛本能なので枯れたわけではないです。枯死していなければ春になると新芽が出てきます。

夏の暑さは嫌います。真夏は涼しい木陰に置いてください。
冬~春にかけては日光にあてた方がしっかりとした株になるのですが、年間を通して半日陰でも大丈夫です。

用土

水はけのよい弱酸性の土壌を好みます。
草花培養土に鹿沼土などを混ぜて水はけをよくするか、粗めの観葉植物用の土にブルーベリー用の土を混ぜたりしてもよいでしょう。

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
過湿は嫌います。水のやり過ぎで枯れてしまう場合があります。しかし、かといって乾燥が好きなわけでもありません。
自生地は山の傾斜地などで、大きな木に遮られて日光は少ないですが極端に乾燥はしない、水がすーっと流れていくような排水性の高い環境です。
乾燥しすぎない程度に水はけがよい用土で、過湿にならない具合の水やりです。

肥料

ほとんど不要です。多肥は好みません。
肥料分が多すぎると花芽がつかなくなることがあります。

剪定

ほとんど剪定しません。
生長がとてもゆっくりで、ほぼ剪定は不要です。
(花芽が形成される時期は5月以降)
乱れてきて長すぎた枝などは剪定してもよいですが、5月以降に剪定すると花が減ってしまうので注意してください。

スキミア

スキミア

[引用/Shutterstock.comより]  スキミア