アイスプラント
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科
ハマミズナ科
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属
メセンブリアンテマ属
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流通名(和名)
アイスプラント、ソルトリーフ、ツブリナ、シオナ(潮菜)、プッチーナ
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タイプ
多年草
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原産地
南アフリカ
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草丈/樹高
20~30cmほど
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開花期
花=7~8月ごろ、収穫=周年
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花色
白
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耐寒性
やや強い
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耐暑性
普通
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花言葉
「あなたの容姿はわたしを凍らせる」「冷淡」
※取り扱いのない場合もございます
アイスプラントの特徴
「食べられる多肉植物」として話題になったリーフプランツです。
葉っぱにキラキラとした水滴のような粒があり、プチプチとした食感があります。クセもなくシャキシャキした感じで食べられます。
生のままサラダとしてはもちろん、お浸しやマリネ、天ぷらなどでもおいしくいただけます。
ミネラルが豊富で、βカロテンはレタスのおよそ3倍以上も含まれているといわれています。また、血糖値を下げる作用や、抗酸化作用、抗老化効果などがあるとされています。
地中の塩分を吸収し、ほんのり塩味がすることから、ソルトリーフやシオナ(潮菜)とも呼ばれます。
ヨーロッパでは古くから食され、フランス料理の食材としても定着しているそうです。
収穫した葉は乾燥しやすいので、ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室などで保存してください。4~5日くらいで食べきるようにしましょう。
多肉植物のひとつですが、当店では野菜コーナーに入荷します。
収穫は周年可能で、入荷時期は特に決まっていなくて季節に関係なく出回ることもあります。
育てるのも比較的簡単で、過湿や夏の暑さに気をつければよく、ガーデニング初心者にもおすすめな野菜です。
アイスプラントの栽培
置き場所
日当たり~半日陰が良く、風通し、水はけのよい場所で育てます。
真夏は木陰などの涼しい半日陰に置いてください。日本の高温多湿の夏は嫌います。
30度を超えると調子が悪くなることがあります。涼しい場所に移動しましょう。
お花が咲くと葉っぱが固くなり、また枯れてしまう事が多いので、種をとりたい場合以外は、お花は咲かせずに摘むようにしましょう。
苗を植え付けたら約1ヶ月後くらいに収穫できます。切ると脇芽が出て、摘芯しながら手軽に収穫できます。
栽培適温は5~25度ぐらいです。寒さにはやや強く-5度くらいまで耐えられるとされていますが、5度以下にならないように管理すれば枯れることなく冬越しできます。心配な場合は冬は室内に取り込んでください。
用土
水はけのよい粗目の培養土を用います。
観葉植物用の土や多肉植物の用土でもよいです。
水やり
基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
多肉植物ですので、乾燥に強く、過湿は嫌います。
時々お水に1~2%の塩分を加えるとほんのり塩味のついた葉が収穫できます。
(水1リットルに対して大さじ1杯の塩が1~2%の塩分濃度となります)
肥料
植え付け時に根に触れても大丈夫な「マイガーデン(住友化学園芸)」などの肥料を元肥として土に混ぜ込んでおきます。
有機肥料は虫がつきやすいので、ベランダガーデンなどでは化成肥料の方がおすすめです。