モナルダ(ベルガモット)
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科
シソ科
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属
モナルダ属(ヤグルマハッカ属)
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流通名(和名)
ベルガモット、モナルダ、タイマツバナ、ビーバーム、ホースミント、ヤグルマハッカ(矢車薄荷)
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タイプ
多年草(一年草扱いの品種もある)
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原産地
北アメリカ、カナダ、メキシコ
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草丈/樹高
60cm~1.2m
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開花期
6~9月ごろ
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花色
赤、ピンク、白など
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耐寒性
強い
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耐暑性
強い
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花言葉
「安らぎ」「やわらかな心」「感受性豊か」「火のような恋」「燃える思い」
※取り扱いのない場合もございます
モナルダ(ベルガモット)の特徴
葉っぱや茎に強い芳香があるハーブで、イタリアの柑橘類ベルガモットオレンジの香りにたとえられる事からベルガモットとも呼ばれます。
生葉や花びらを料理の香りづけにしたり、乾燥させたものをハーブティーやポプリ、ハーブバスなどで利用されています。
花には蜜が多く、ミツバチがよく来るので、ビーバーム(蜂の植物)という別名もあります。
アロマテラピーとして精油で利用されるベルガモット(ベルガモットオレンジ)がありますが、それとはまったく別物です。
モナルダの種類はいくつかあり、「モナルダ・ディディマ」は赤花で別名タイマツバナ(松明花)とも呼ばれます。地下茎で増えていきます。
「モナルダ・フィツローサ」は、オレンジの香りがするモナルダの品種で別名ヤグルマハッカ(矢車薄荷)、淡いピンク色のお花で清楚な雰囲気があります。
「モナルダ・シトリオドラ」は、ダンギクのようにお花が段々に咲くタイプで、別名はレモンベルガモット。宿根しづらく、一年草扱いになっています。
「モナルダ・プンクタータ」も、お花が段々に咲き、別名ホースミント。こちらも一年草扱いです。
モナルダ(ベルガモット)の栽培
置き場所
日当たり~明るい半日陰で、風通し、水はけのよい用土で育てます。
風通しが悪い環境ではうどんこ病が出る場合がありますので、風通しのよい場所に置いてください。
冬は地上部がなくなり、また春になると出てくる宿根草です。品種によっては常緑のタイプ、一年草扱いのタイプもあります。
水やり
庭植えでしたら根づいたら自然にまかせて大丈夫ですが、鉢植えでは基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
どちらかというと乾燥に弱く、やや湿り気のある土壌を好みます。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
肥料
春秋の生育期間に緩効性肥料、液肥を施します。
有機肥料は、虫やカビなどが発生しやすくなります。ベランダ菜園などでは、IB化成などの化成肥料にした方が虫が発生しにくいです。
シソ科のハーブにしては肥料を好む方です。肥料が足りないと花付きが悪くなる場合があります。