ハイゴショウ(チャプルー)

  • コショウ科

  • コショウ属

  • 流通名(和名)

    ハイゴショウ(這胡椒)、チャプルー(タイ名)、バイチャプルー(タイ名)、ラロット(ベトナム名)

  • タイプ

    非耐寒性多年草

  • 原産地

    インド、東南アジア、中国南部

  • 草丈/樹高

    ~1mほど

  • 耐寒性

    弱い

  • 耐暑性

    強い

ハイゴショウ(チャプルー)

ハイゴショウ(チャプルー)の特徴

コショウ(胡椒)の仲間で、日本ではあまり馴染みがないですが、タイやベトナム料理では定番のハーブです。
ハート型の光沢のある葉で、ぴりっとした胡椒の辛味や爽やかさがあります。
タイ料理では生葉に甘辛く味付けした野菜や干しエビなどの具を包んで食べる「ミャンカム」の他、スープやサラダなどにも使われます。
胡椒が世界的に有名になる前は、ハイゴショウが多くの地域で利用されていたそうです。

ハイゴショウ(チャプルー)の栽培

置き場所

日当たり~半日陰で、風通し、水はけのよい用土で育てます。
春秋は戸外の日光下でも大丈夫ですが、真夏の猛暑や強光で葉焼けしたり弱ったりする場合がありますので、夏は涼しい半日陰に置いてください。
長期間室内に置いていた場合、いきなり直射に当てると葉焼けする場合がありますので、徐々に慣らしてくようにしましょう。
寒さには弱いので冬は室内に取り込みます。(越冬するには10度くらい必要)

水やり

基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
冬は水やりを減らし、乾かし気味にします。

肥料

春秋の生育期間に緩効性肥料を施します。
有機肥料は、虫やカビなどが発生しやすくなります。ベランダ菜園などでは、IB化成などの化成肥料にした方が虫が発生しにくいです。

ハイゴショウ(チャプルー)