ヒガンバナ(彼岸花)(リコリス)
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科
ヒガンバナ科
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属
ヒガンバナ属
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流通名(和名)
ヒガンバナ(彼岸花)、リコリス、マンジュシャゲ(曼殊沙華)、レッドスパイダーリリー、しびとばな(死人花)、かみそりばな(剃刀花)、きつねばな(狐花)
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タイプ
夏植え秋咲き球根
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原産地
中国、日本
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草丈/樹高
20~50cmほど
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開花期
7~10月ごろ
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花色
赤、白、黄色など
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耐寒性
強い
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耐暑性
強い
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花言葉
「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「転生」
※取り扱いのない場合もございます
ヒガンバナ(彼岸花)の特徴
燃えるような赤が鮮烈な印象のお花で、秋の彼岸頃に花を咲かせることから彼岸花の名があります。
最初に花が咲いて、あとから葉っぱが出てくることから、群生地などでは、鮮烈な赤が、恐ろしいほどの美しさがあります。
花と葉と茎と根にアルカロイドの一種の毒があり、もぐらやネズミ除けとして、古くから田んぼのあぜ道などに植えられてきました。
また、墓地などに植えられることも多く、血のような真っ赤な花と、毒やお墓のイメージから、死人花などとも呼ばれ、不吉なお花とも言われてきました。
日本全国のあちこちに群生地の観光スポットがあり、関東では埼玉県の巾着田(きんちゃくだ)が有名で、花の時期はたくさんの観光客で賑わいます。
彼岸花独特の雰囲気からコスプレイヤーの撮影スポットとしても人気のようです。
★埼玉県日高市・巾着田 彼岸花群生地★
500万本の曼珠沙華群生地・巾着田
園芸店では、だいたい7月下旬頃になると球根が入荷します。また、山野草コーナーにポット苗や開花株も入荷します。
ヒガンバナ(彼岸花)の栽培
置き場所
日当たり~明るい半日陰の水はけのよい場所で育てます。
用土
鉢植えは一般的な培養土で大丈夫です。地植えは、腐葉土をしっかり混ぜ込んで水はけをよくしましょう。
水やり
鉢植えでは基本的に乾いたらたっぷりと水やりをします。
極端な乾燥、過湿は嫌います。
地植えでは自然にまかせて大丈夫ですが、日照りが続いたり乾燥しすぎる場合はお水をあげてください。
肥料
ほとんど不要ですが、地植えで植え付け時には、堆肥や腐葉土などをしっかりと漉き込んで土壌作りをしましょう。
何年も植えっぱなしの場合は、冬に牛糞堆肥やリンサン、カリが多めの肥料を施します。
球根のお手入れ
丈夫な植物で、地植えでは植えっぱなして増えていきます。
増え過ぎて混みあってきた場合は何年かに1回掘り上げて分球しましょう。