タイツリソウ(鯛釣草)(ケマンソウ)
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科
ケマンソウ科
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属
コマクサ属
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流通名(和名)
タイツリソウ(鯛釣草)、ケマンソウ(華鬘草)、フジボタン
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タイプ
落葉性多年草
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原産地
中国、朝鮮
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草丈/樹高
30~60cmほど
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開花期
4~5月ごろ
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花色
ピンク、白、赤
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耐寒性
強い
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耐暑性
普通
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花言葉
「従順」「恋心」「あなたに従う」
※取り扱いのない場合もございます
タイツリソウ(鯛釣草)(ケマンソウ)の特徴
赤やピンクのハート型のお花がぶら下がるように連なって咲く可愛らしい植物です。
枝にぶら下がった姿が鯛に似ていることからタイツリソウ(鯛釣草)と呼ばれます。
別名のケマンソウ(華鬘草)の由来は、寺院のお堂を飾る仏具のけまん(華鬘)に似ていることからきています。
明るめの半日陰~日陰で耐陰性があり、シェードガーデンにもぴったりなお花。
山野草の中でも育てやすく初心者向きです。
タイツリソウ(鯛釣草)(ケマンソウ)の栽培
置き場所
風通しのよい明るめの半日陰~日陰で育てます。
強光や西日ががんがん当たるような場所は避けてください。
4~6月ごろに開花し、秋~冬は地上部が枯れます。
下から順々に咲いていき、一番下のお花がしぼんできたら枝ごと摘み取った方が次のお花が咲きやすくなります。
タイツリソウ(鯛釣草)は、冬の寒さに当たることで花芽をつけますので、冬は戸外でしっかりと寒さに当ててください。
寒さには強いので特に防寒はしなくても大丈夫ですが、寒風にさらられない場所の方がよいです。
用土
水はけがよい一般的な草花培養土で大丈夫です。
ゴボウ状の太い根がはりますので、やや深めの鉢の方を選ぶようにします。
水やり
基本的に土の表面が乾いたらたっぷりとお水やりをします。やや湿り気のある土壌を好みます。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
庭植えの場合は天候にまかせて大丈夫ですが、日照りや乾燥が続く時はお水やりしてください。
冬は地上部がなくなりますが根は生きていますので、完全に乾燥しない程度のお水やりは必要です。
肥料
植え付け時に根に触れても大丈夫な「マイガーデン(住友化学園芸)」などの肥料を元肥として土に混ぜ込んでおきます。
花後にも軽く緩効性肥料を施します。