シュウカイドウ(秋海棠)
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科
シュウカイドウ科
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属
シュウカイドウ属(ベゴニア属)
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流通名(和名)
シュウカイドウ(秋海棠)
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タイプ
球根性多年草
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原産地
中国、マレー半島
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草丈/樹高
40~80cmほど
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開花期
8~10月ごろ
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花色
白、ピンク
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耐寒性
強い
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耐暑性
強い
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花言葉
「自然を愛す」「恋の悩み」「片思い」
※取り扱いのない場合もございます
シュウカイドウ(秋海棠)の特徴
ベゴニアのひとつで、ガーデニング苗として定番のベゴニア・センパフローレンスを清楚にした感じの山野草です。
もともと中国やマレー半島に自生していた植物で、中国から園芸種として日本にわたってきて、やがて日本各地に定着した帰化植物とされています。
雄花と雌花がある雌雄異花で、雄花は上に向かって花開き、雌花は茎をもたげて垂れ下がるように咲きます。
涼しい木陰、半日陰や日陰のややじめじめした環境を好みます。
楚々とした風情で、和風のお庭にも合う趣のある草姿で、シェードガーデンにぴったりなお花です。
古くから、秋の季節を詠う季語として俳人・歌人などに愛されてきました。
また、シュウカイドウ(秋海棠)の葉は、左右非対称のハート形になっていて、その姿が「片思い」という花言葉につながっていると言われています。
球根性の植物ですが、球根としては出回っていないのか、見かけません。
秋9月ごろに苗が入荷します。
シュウカイドウ(秋海棠)の栽培
置き場所
半日陰や日陰のややじめじめした環境を好みます。
西日がガンガンあたる場所や、乾燥する場所、強光のあたる場所などは避けてください。
用土
山野草の用土または水はけのよい草花培養土で大丈夫です。
水やり
基本的に乾いたらたっぷりとお水やりをします。
真夏は日中にお水やりをすると鉢中の温度が上がり根を傷める場合がありますので、気温の上がらない朝方か、涼しくなってからの夕方以降にお水やりするようにしましょう。
庭植えの場合は天候にまかせて大丈夫ですが、日照りや乾燥が続く時はたっぷりとお水やりしてください。
乾燥しすぎるような環境の場合は、株元を腐葉土などで覆って乾燥を防ぐとよいです。
肥料
植え付け時に根に触れても大丈夫な「マイガーデン(住友化学園芸)」などの肥料を元肥として、軽く土に混ぜ込んでおきます。
多肥は好みません。
肥料が多すぎると葉ばかり大きく育ちがちになったり、根をいためて根腐れの要因になったります。
元肥を入れたら追肥は不要です。