ドクダミ

  • ドクダミ科

  • ドクダミ属

  • 流通名(和名)

    ドクダミ

  • タイプ

    落葉性多年草

  • 原産地

    東アジア、東南アジア

  • 草丈/樹高

    20~40cmほど

  • 開花期

    5~6月ごろ

  • 花色

  • 耐寒性

    弱い

  • 耐暑性

    強い

  • 花言葉

    「野生」「自己犠牲」「白い追憶」

ドクダミ(八重)

ドクダミの特徴

繁殖力が強くやっかいな雑草、はびこってしまうと抜くのが大変な植物として定着しているドクダミですが、園芸店では観賞価値のある「八重咲き種」や、斑入りの葉がカラーリーフとして楽しめる「五色ドクダミ」などが入荷します。
葉や茎には独特の匂いがあり、苦手な方も多いかもしれません。臭気は乾燥させたり加熱させたりすると消えるそうです。
いろいろと嫌われがちな存在ではありますが、改めて見ると、清楚で、シンプルな美しさがあります。
白い花びらに見える部分は苞(ほう)で、実際のお花は真ん中の花芯の部分にあります。

また、栄養価が高く、東南アジアの地域では野菜として食されています。
日本では野菜としての認知はほとんどないものの、「どくだみ茶」と聞くとポピュラーな存在ではないでしょうか。
解毒と沈痛効果があり、その効能から「毒傷み(ドクイタミ)」と呼ばれ、転じて「ドクダミ」と呼ばれるようになったともいわれています。

ドクダミ(八重)

ドクダミの栽培

置き場所

日当たり~半日陰~日陰と比較的どこでも育つ丈夫な植物です。
乾燥地や湿地どちらでも育ちます。
日陰や湿地では徒長しがちで、乾燥地では比較的背が低くなるようです。
斑入りの品種は、あまり暗い場所だと斑入りがきれいに出ない事があります。
凍結には弱く、寒冷地などでは凍らない場所で育てましょう。

用土

土質はあまり選びません。一般的な培養土で大丈夫です。

水やり

乾いたらたっぷりと与えます。
庭植えでは水やりはほとんど不要です。

肥料

ほとんど不要です。あげるのであれば春先に軽く緩効性肥料を施します。

ドクダミ(八重)